ロッキン・ホース・バレリーナ (角川文庫)
大槻 ケンヂ 角川書店 角川書店
オーケンすごい!
正直、音楽やってた人が小説書いてどうなるのだろう、と思っていた私が浅はかでした。オモイデ教もすごかったけど、こっちのほうが数倍迫るものがありました。バンドやったことないのに、やりたいと思えるくらいの臨場感。そして、個性的だけどどこか優しい人々。ラストに向けてひたすら疾走し続けるストーリー。多才な人は多才なんだなあ、とよみおえたあと脱力するほど面白かったです。
ロッキン・ホース・バレリーナ!!
やっぱバンドっていいねェ〜!
ゴスロリっていいねェ〜!←
でもこれ読んだら
バンドでごりごりやるより
ゴスロリごりごりでグルーピー[死語]の方がやってみたくなった笑
相変わらずブッ飛んだとこはありますが
やっぱ大槻ケンヂの小説読むと同類の匂いがぷんぷんしてついついハマります(゚ω゚*)
バンドマンに読んでもらいたいです('∀`)
しぇ〜しゅんだなぁ〜
笑笑
七曲町子
私は七曲町子になりたいっ!町子とは、この小説に出てくる17の少女で、この少女が『野原』というバンドのライブツアーのワゴン車に乗り込むところから始まる。
町子のファッション、生き様に憧れて、ワクワクしながらどんどん読んだ!
そして、最後のロックの神々の神々しい競演!!全部コスプレだけどね!
大槻ファンもそうでなくても、ロックと格闘技大好きな老若男女?ぜひ読んでくださいませ!
最後に大槻サン!私の大好きなアイアンメイデンとドラゴンスクリューを登場させてくれてありがとうございます!!
今を生きる
主人公は今を生きる若者であり、マネージャーやレコード会社の人たちがあの時代のバンドブームを生きた人たちとなっている。
自伝的小説なのでオーケンが実際に体験したことを書くのはいいが、今を生きる若者が紙切れに自分の携帯番号を書いて渡したりする行為は時代のギャップがあって読みにくいと感じた。
だが、オーケンの文章力とライブの情景描写のうまさ(歌手なので当たり前だが)、そして何より今を生きる若者たちの青春小説に「紙切れがあーだこーだ」といちゃもんをつけること自体が野暮なことだと感じ、そこからは本に惹きこまれ、スラスラと読み終わってしまった。
けっこうヘビーな内容もあるのでそういうのがあまり好きじゃない人はまず、立ち読みをしたほうがいいかもしれない。
大槻ケンヂ20年間わりと全作品
大槻 ケンヂ K&Bパブリッシャーズ K&Bパブリッシャーズ
初心者に最適
あまねくすべての大槻ケンヂファンは必見
まんべんなく細かく解説してあるので
これから本を集める指標になるかも!
新興宗教オモイデ教 (角川文庫)
大槻 ケンヂ 角川書店 角川書店
謎の力
1992年に出た単行本の文庫化。
著者の初めての長編小説。いい具合に壊れている。
無計画に書いたらしく、当初予定していたストーリー展開とも異なってしまったというが、それなりにまとまったお話となっている。アイデアも突飛だし、ラストのやるせなさもなかなか。
ただ、読んで共感できるのは中高生くらいまでだろう。それ以上になると、素直には読めなくなってくる。
小説に限らず、この人の書くものは、最初はオッと思わされるのだが、急速に飽きが来る。底の浅さのようなものを感じさせられる書き手だ。
面白く、やがて切ない
ミュージシャンがエッセイ書くって結構あるから小説書いてよ
という事で出来上がった小説らしいです。
それで書いちゃうってだけで凄いのにここまで面白いのがまた凄い。
ラストシーンの虚無感が凄く切ないです
人間ってのは狂う寸前が一番面白いのかもしれない。
「切ない」小説
まず。
私は、この作品が元になっていると言われている某パソコンゲームを先にプレイしていて、
そちらが非常に好きである。
しかし、この作品も非常に楽しめた。
単純に読みやすく面白いし、勢いがあり、やるせなく、切ない。
傑作だと思う。
読んだことのない人には、若いうちにぜひ読んでほしいと思う。
中盤までの盛り上がり方は凄いけど…
この小説、中盤までの盛り上がり方が神がかっています。
読んでいて震えるような、素晴らしいエンターテイメント小説です。
しかし、中盤以降が…
行き当たりばったりで書いた小説だと、本人も述べていますが、その通りで
引っ張りに引っ張った教祖の正体がそれかよ…って感じで、非常にがっかりしたし
オチとしての主人公の行動が、動機付けとしては弱すぎて、全く理解できませんでした。
だけど久々に読んでて、「これは大傑作だ!」という期待感を抱いた小説なので☆3です。
誰かににてる。
大槻さんの著書をよみすすめていくと、中間さんや、なつみさんが、だれかにかぶってきます。大槻さんの見てきた世界観がよく現れているとおもいます。そして、スリルとスピード感もあじわえます。
リンダリンダラバーソール (新潮文庫)
大槻 ケンヂ 新潮社 新潮社
オモシロイ
ラバーソールをパタパタさせる恋人マコとの恋物語をベースにバンドブーム全盛期のエピソードが沢山載った楽しいエッセイ(?)です。
BUCK-TICKの櫻井さんとの微笑ましいエピソードやデビュー仕立てのXのエピソードなどが載っていて面白いです。
バンドブームが去った頃の苦い話も掲載されていて、バンドブームの儚さがよくわかります。
一部、暴露話もありますが不快に感じるレベルではないので安心して楽しめます。オススメです。
バンドブームジェットコースター
私の、青春時代は、まさにこの小説のリアルタイムにありました!出てくるバンド名を見るたびに、ひゃひゃひゃ、うぴぴ、とあの時に戻ったような高揚感!もっと、ライブハウスに足を運んでたらよかったな。
主人公とコマコのやりとりも、甘酸っぱくてよかったです。
バンドブームの世代じゃないけど
正直言ってバンドブームの世代に生きた人間じゃないので、当時の事を知らなかった。
しかし、オーケンを中心としたバンドブームの状況が、この本にはリアルに書かれている。
X JAPAN、ブルーハーツ、JUN SKY WALKER(S)…。
そしてバンドブームによって生まれた多くのバンド達。
そんな中を生きていた者達の高揚感や不安が入り交じる感情を強く感じとる事が出来る良作だと思う。
バンドブームって、そんなにすごかったんだ…
私は筋肉少女帯も、それを取り巻くバンドブームも知らない世代です。
だから正直、次々と当時のバンド名が出てきたときは困りました。
ほとんど知らない!!注釈を読んでも全くピンとこない…
たまに出てくる、井上陽水・ピエール滝など、今もテレビで活躍してる人たちの
昔のエピソードを読んでちょっと笑うくらい…
最後まで読めないかも〜…と何度か思いました。
でも時々、思い出したように書かれるオーケンの彼女・コマコとの話が読みたくて、どんどん読み進めていきました。
だってコマコ、すっごくかわいいんですよ。
コマコの言動一つ一つに愛を感じて、コマコが愛おしくなります。
本来ならもっと重苦しさを感じていたかもしれないのに、読み終わった後ここまで暖かい気持ちになれたのは
オーケンの軽快な文章ももちろんだけど、もう一つ、コマコの存在もあったと私は思います。
この本のタイトルの本当の意味がわかって、ラストを読んだとき、最後まで読んでよかったと本当に思いました。
「若手バンド」ミスチルの存在も印象的。
80〜90年代初めのバンドブームを振り返った自伝的小説…のような感じで始まり、だんだんエッセイみたいになったかと思えば、いつのまにか芸能界の裏側暴露本みたいになり、最終的には悩みを抱える若者たちへのエールみたいになる不思議な一冊。
中途半端な印象もあるんだけど、次から次へと実在のユニークな人物が出てくるので一気に読んでしまう。
X−JAPANやバクチクがダイエーで買ってきたヘアスプレーで髪を立たせているかと思えば、
「立たせた髪はママレモンで元に戻す」ということをルナシーに教えてもらう。
銀座のバーで暴れだした野坂昭如をタモリとデーモン小暮が止めて、それを井上陽水と奥田民生が見ている。
これだけ無駄にビッグネームが揃った場面がかつてあっただろうか?
「この先どうなるんだろう」という言葉を胸に秘めつつ、かといって口には出さず、精一杯活動していたバンドマンたちは、ブームが終わってそれぞれ違う生き方になっていく。
今なおカリスマのYOSHIKIや甲本ヒロト、
やってることの滑稽さが哀愁ただようカブキロックス、
末期ガンにかかっても、最後まで生きたいと歌い続けた池田貴族、
長期休暇をとってバス釣り三昧の日々をすごしたあと、あざやかに復活した奥田民生、
「このままやっていく」の宣言通り、十年以上も芸風を全く変えなかったピエール瀧(この人と井上陽水が一番面白かった。)
聴いたことはなくても名前だけは知っているような人もたくさん出てくるので、これを読みながらCDを借りて、当時に思いを馳せるのも楽しいかも。
読みながら、ちょっと今のお笑いブームも連想した。テレビで一発ギャグを繰り返しているだけの、一見何も考えてないような芸人も、裏ではアンチファンの罵声に泣いたり、不安定な未来に怯えているのかもしれない。
そう思うと、ちょっとテレビを観る目が変わりそう。
神菜、頭をよくしてあげよう (角川文庫)
大槻 ケンヂ 角川書店 角川書店
恋愛下手ののほほん上手
このエッセイのタイトルは「香菜、頭をよくしてあげよう」という筋肉少女帯のラブソングからとられています。「私って犬以下にバカなのよね」と笑う無邪気な少女とそんな香菜に何かしてあげたくてたまらない僕のとても切ない歌なのですが,その素敵な歌詞を書いた大槻さんはどのような毎日をお過ごしなのかしらとこの本を手に取りました。
悶々の10代,ガンガンの20代,そして30半ばになったその今が著されています。
マジックマッシュルームの恐怖のPTSDや小説への読者達のなんともとほほな反応,とても楽しいエッセイです。
また,歌の方に戻ってしまいますが,ひとりででも生きていけるように 僕は香菜にあれやこれやを教えてあげようとします。この本はひとりででも生きていけるための青年の知恵の結晶なのかもしれません。
少女よ、好きなかっこうをするがいい
以下、本書120-121頁からの引用…
…
「私は、好きなかっこうをしてるだけ」
「そうか、いいね、最高だ」
「好きな服を着てるだけよ」
「いいね、いいよ。それが一番だよ。ずっとそれでいてほしいよ。じゃ、またいつか」
…
大槻ケンヂの文章は読み手の心をひどく揺さぶる。
笑い、切なさ、その他いっぱいの感情を洗練された文章で確実に伝えてくる。
すごい作家だと思う。
泣けます
本のタイトルのなれそめからはじまって。池田貴族さんに、ついての話は涙が出ちゃいました。バンドブームの渦中にいらっしゃった方で、無くなられてる方いますね。時間は過ぎていくものなんですね。
ステーシーズ―少女再殺全談 (角川文庫)
大槻 ケンヂ 角川書店 角川書店
泣けるホラー
愛する人が死んだら、生き返ってほしいと思うのは人間として当たり前。
でも、本当に生き返ったら、どうする。
しかも感情を持たないゾンビとして。
原因不明のままに次々と死んでいく15歳から17歳までの少女たち。
彼女らの死体は死後、ゾンビとして生き返り、生きた人間に襲い掛かる。
ゾンビに襲われた人間は死んでしまう。
ゾンビとなった少女を「再殺」するには、彼女らの体を少なくとも165以上の肉片に破壊しなければいけない。
一見ありがちなホラー小説のようだが、この本の不気味なところは、謎の怪奇現象の中にあっても誰も死の恐怖を感じていないということだ。
死を目前にした少女らからは恐怖が取り除かれ、ゾンビ化した肉体は「政府」によって正当に処理される。
つまりこの本の醍醐味はグロテスクな情景描写ではなく、少女の周囲の人たちの生々しい心理描写なのだ。
彼はどんな思いで愛した人の肉体をバラバラにしたのだろう。
拘束し打ち抜き蹴り飛ばしていた少女のゾンビが感情を持っていることを発見したときの恐怖。
考えるだけでも恐ろしい。
考えたくない。
あまりにもリアリティがありすぎるのだ。
ただし、救いはある。
最悪の悲劇がどのようにしてハッピーエンドに転ずるのかは読んでからのお楽しみ。
「愛する人が死んだときは 自殺しなけりゃなりません」
中原中也の引用が美しい。
大槻ケンヂの名作の完全版
近未来、少女たちの一部が一定の前兆のもとに死亡したあと、ゾンビとなって再生するという奇病が世界を襲います。少女たちは予兆としてニアデスハピネスという妙に幸せそうな表情を浮かべるようになります。その症状が出てからしばらくして彼女たちは間違いなく死亡し、死して再びよみがえったときは人を襲うグールとして身近な人を襲い始めるのです。その為、政府は非常事態として、そうなってしまった少女を再殺する部隊を結成、また民間人でも非常時にはそれをすることを許します。よみがえった少女たちは身体を大量の肉片に分解して初めて真の死を全うすることができます。それ以外には彼女らを本当に死なせることはできません。銃弾をいくら打ち込もうが、身体をある程度バラバラにしても、それでも死にません。なので、彼女らを完全に殺す為にはスプラッターなチェーンソーによる解体か、もしくは更に激しい銃撃によって肉片に分解するしか手がありません。
ということで結果的に小説世界は、視覚的には、甦る少女達を捕まえては嬲り殺すスプラッターで猟奇的な殺人世界になってしまいます。なのでまぁ今の世の中では下手な紹介の仕方をすると、金川容疑者の事件ではありませんが、あの人は前々から猟奇的な小説や漫画を読んでいましたとなってしまうのですが、この小説は妙に少女趣味なところがあり、大槻ケンヂ独特の味があり、マニアな人には是非読んで欲しい小説だなと思います。そして、小説世界が気にいった人は、大槻ケンヂ率いる筋肉少女帯の音楽を聞いて欲しいなとも思います。巷では「絶望先生」やら「NHKにようこそ」の主題歌あたりからアニメ専門の曲を作っている人と思われているようですが、なかなかにメロディアスでロックな音楽作りをしていますので。
大槻ケンヂは、音楽にも小説にも才能をまだまだ発揮しています。
追記 この小説はずいぶんと昔に出た「ステーシー」という作品に二篇ほど外伝をつけたした完全版です。
ゴスロリ幻想劇場―大槻ケンヂ短篇集
大槻 ケンヂ インデックスコミュニケーションズ インデックスコミュニケーションズ
ファンは必読
待ちに待った大槻ケンヂの短編小説集。傑作「くるぐる使い」以来か。
近年はエッセイの他に、自身のバンド体験を基にした青春小説の執筆が多かったが、大槻ケンヂという作家の真骨頂こそ、各種サブカルチャー作品に大きな影響を与えた「新興宗教オモイデ教」「ステーシー」などのSF・ホラー・幻想・オカルトを取り扱った作品であろう。
この短編集では、それらの要素に加え、近作で培った青春小説の技法も大きく取り入れられ、成功している。
賛否両論あるかもしれないが、ウィットに富んだ読み易い文章。
江戸川乱歩に地球外生物、妖精にアカシックレコードに旧日本軍秘密兵器にラップ現象といった、オーケンの得意な知識を「ゴスロリ」というテーマに絡めるアイディアと構成は、本当に巧いと思う。
個人的には長年エッセイで紹介・研究していた、シャーロック・ホームズが使った幻の日本伝来格闘技「バリツ」を作品として昇華していたのは読んでいて楽しかった。
ロックバンド・特撮やソロ活動での楽曲世界観とリンクした作品や「ステーシー」「ロッキン・ホース・バレリーナ」といった他作品と直結したサイドストーリーも収録されており、オーケンファンなら絶対に買いの一冊。
無論、オーケンファンじゃない方々にもオススメ。
やっぱりオーケン最高
江戸川乱歩やオカルト好きなところに、近い感性を感じつつ
なかなか読まずにいたオーケンの作品。
「ロッキンホースバレリーナ」で文体にやられて以来、
さかのぼって色々読んでいますが、これはその中でも最高!
不覚にも涙しました。
甘辛硬軟織り交ぜて、リアルでありながらロマンティック。
ゴスロリが大好きだった10年前に、こんな作品に出会っていたかったと思います。
読んでよかった。
「僕は、読者の一生を、その一冊を読むことで、少しでもよい方向へと変えることの出来るそんな本を書けたらなといつも真剣に考えています。」筆者あとがきの言葉通りのうつくしく心動かされる掌編集になっています。どんなアプローチをするかたなのか、と初めて大槻氏の作品を読みましたが、ニヤリとできるウィットも散りばめられ、何より幾つものお話で涙をこぼしました。多感な世代の少女たちに読んでほしいという意図通り、その人生に大きく目立ちはしないけど確かなギフトになるのでは…なんて、下手なコトバで感想を書くのも野暮と痛感。オトナのアナタもぜひ読んでみてください。
暴いておやりよドルバッキー
大槻 ケンヂ ぴあ ぴあ
相変わらず
オーケンの本は肩肘張らずに読める。帯に劇団ひとりさんが書いていますが、気付けば我が家の本棚でもオーケンの本が一番多かった(笑)渋沢龍彦さんをいつの間にか抜かしてました。筋肉少女帯も復活したし、今年はオーケンが熱い!と僕は勝手に思ってます。オーケンが選ぶ筋肉少女帯楽曲ベスト30も紹介されてますのでファンにはなおのことお薦めです。
グミ・チョコレート・パイン グミ編 (角川文庫)
大槻 ケンヂ 角川書店 角川書店
もっと前に読んでいればなあ。。
存在は知ってたのだけど、ずっと読んでいなかった。何を思ったか、ちょっと前に思い出したようにまとめて大人買いして、この一週間で一気に読んだ。この作品が書かれたのが'92年だって。「二十歳だったその頃に読んでたらなぁ、、。」なんてことをちょっと悔しく思いつつも15年くらい遅れて読んでみても面白く読める。個人的にはグミ編が甘酸っぱくて好き。その後の展開の布石としても重要であるが、この部分だけ読んでも十分に楽しめる。
甘酸っぱいハイティーン・ハイテンション
マンガで例えるなら古谷実テイストばりな青臭いハイスクール性春白書。
思春期の男子学生の独特の心理が余すところなく描かれていて実に面白く最後まで駆け抜けるように読んだ。
ここにあの日のボクがいる。
本来なら運動系の部活動、さわやかな恋愛などですごすべき高校生活にうまく適応できなかった主人公。
そんな平凡なやつらとは違うんだ!と見下しながらの自意識過剰。
無意味に映画に詳しくなっていくというのもかつての自分を見ているようで苦笑いとともに思い出されます。こういったひねくれた文科系の行動は一定方向に収斂していくのか。
そんな映画の知識は人生でまったく価値のないものなのですが・・・
今だから正直に言っちゃう。かつての自分にぶん殴ってこういってあげたい。
おい、お前青春の過ごし方を間違えてるぞ!と(笑)
青春を昇華できず、後悔を残したまま年をとってしまった人間にはほろ苦い本ですね。
充分おもしろい。
すきで一冊の本を何回か読み返すなんことはときどきあるが、そんな一冊。主人公賢三の少数精鋭(?)の友達との友情と美甘子に対する恋心の話。私はさえない賢三にとって、急に恋愛へのパスポートを手に入れたかのような、美甘子との甘い付き合いが好きです。美甘子への恋心と自意識過剰がとてもリアル。美甘子がクラスに溶け込むために無理していたなんてあたりも実にリアル。一気に読めてしまう。
倫理書です
この本に書かれてある男の悩みを読むと、
ある種の行為をする気がなくなります。
哲学書や宗教書よりも、道徳的になります。
笑いである種の行為を包んでいるせいでしょうか。
自分や他人を見る目が変わって、優しくなれます。
お勧めです。
変な映画を観た!! (ちくま文庫)
大槻 ケンヂ 筑摩書房 筑摩書房
相変わらずのバカバカしさ(これは褒め言葉です)
オーケンらしいバカバカしい文章。つい吹き出してしまうので交通機関の中では読みにくいのが難点です。
特に映画好きでなくても十分楽しめます。万人向けなのかどうかは何とも言えませんが、オーケンの文章が好きな人であれば、いつもと変わらず楽しめると思います。
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