和泉式部日記―現代語訳付き (角川ソフィア文庫) 和泉式部日記―現代語訳付き (角川ソフィア文庫)
角川書店   角川書店   近藤 みゆき  
古典?
世の無常、恋の道の不確かさにため息をつきつつ作る和泉式部の返歌はあまりにも才気に溢れ、敦道親王を虜にする…和泉式部は何度も敦道親王を挑発するような返歌を贈っているが、それは、非常に対等な恋愛状態の手紙に見える。妻子ある男が通ってくるのを待つ多数の女のうちの一人としての手紙ではなく、現代と同じ恋する女として気持ちが伝わってくる。「嫉妬されるのは、うれしいの、それだけ思ってくれている証拠だから」…山篭りしても遣わされる宮の手紙に「じゃぁ、私を引き戻しに来て!」
斬新な新釈多数、新しい基本書
女子大での教科書として使わせていただきました。
和泉式部日記の作品としてのすばらしさはもちろんなのですが、特にこの注釈書は、注釈者の新しい解釈が前面に出ていると思います。またそれが、作品解釈上大きな説得力を持っています。たとえば和泉が最初に敦道親王に贈った「薫る香によそふるよりは不如帰」の歌、従来は「死んだお兄様なんてもういい」と弟親王を誘う歌で彼女の「魔性の女」ぶりが読まれてきたのですが、著者は「生前と変わらぬ声をしているか、死んだ宮様の声をもう一度聞きたい」と、故兄宮への愛執を詠むと解釈します。男性があてがった(と思われる)小悪魔趣味から和泉を解放してくれる、新しい読みの可能性を示していると思います。女子大生達には共感の嵐でした。そのほかも魅力ある新釈や資料が盛られ、利用価値大。
日本最高の女流作家
この日記を読むと、源氏物語が悪文だというのがわかる。内容はともかく、文章の美しさは、古典現代を問わない。
こちらの角川版は、注釈の入れ方などが適切で非常に読みやすいのでお勧めです。源氏は話は面白いから、現代語訳で、和泉式部は原典で・・・。

和泉式部日記 (角川ソフィア文庫 85 ビギナーズ・クラシックス) 和泉式部日記 (角川ソフィア文庫 85 ビギナーズ・クラシックス)
和泉式部   角川学芸出版   角川学芸出版   川村 裕子  
美しい王朝恋愛
メールで誤解することって
ありますね。
いつの時代も変わらない恋人
たちの事情。
知らなかった作品だけど、
しみじみしていて
よかった。
王朝のドラマチックな恋
王朝のドラマチック恋愛が
しみじみ伝わってきます。
フリガナがついていて、
読みやすいです。

和泉式部日記 上 (1) (講談社学術文庫 473) 和泉式部日記 上 (1) (講談社学術文庫 473)
和泉式部   講談社   講談社   小松 登美  

恋ひうた 1―和泉式部異聞 (1) (フラワーコミックス) 恋ひうた 1―和泉式部異聞 (1) (フラワーコミックス)
江平 洋巳   小学館   小学館  
魅力的な悪女
キャラが立っている!というのがこの作品の魅力だと思います。

主人公の和泉式部はどーしよーもないけど歌の才能と美貌だけは誰にも負けない悪女、バイセクシャルで数少ない和泉の友人の僧侶春覚というメインキャラクターだけでなく、品行方正だけど和泉の奔放さと歌の才能にひそかに憧れる紫式部や一筋縄ではいかない時の権力者道長といった脇役までしっかり描かれています。

「依姫綺譚」のついでで買いましたが、こちらもこれから読み続けようと思っています。

それにしてもこの作者さん、過去の作品も読んで見ましたが、最近のものから随分作風が変わり急に腕を上げている感じがします。
頑張ってほしいです。
大作になるか?
王朝ロマン漫画を久しぶりに手に取りました。

この作家さんは明らかにカラー(表紙絵)で損をしている方です。
表紙と簡単な内容だけで買ったので不安のほうが大きかったですが
ペン画を見てそれがよくわかりました。

内容は和泉式部の恋の半生を描いた物語です。
作り話である源氏物語とは違い
こちらは現実にいた人物の話なので
(どこまで脚色するにもよりますが)かなり興味は湧きます。

まだ1巻なので、
式部が宮仕え先で自分の幼少の頃から初めての恋を振り返るというところまでです。
二人の皇子との恋がどんなものだったのか次巻も楽しみです。

和泉式部日記―マンガ日本の古典 (6) 中公文庫 和泉式部日記―マンガ日本の古典 (6) 中公文庫
いがらし ゆみこ   中央公論新社   中央公論新社  
いがらしゆみこさんの絵が素敵
古典というとわかりにくいと思ったりするかもしれませんが、
マンガでわかりやすく読めます。
和泉式部という女性が、どのような恋愛をしたのか。
とても読みやすい本だと思います。
文庫なので、場所もとりませんし、お買い得だと思います。
愛の物語
いがらしゆみこさんの解釈というか、描き方が好きです。
原作は読んだことがないんですが、話自体はノーマルな日記文学だと思います。だけどこの漫画は何というか、心理描写が伝わってくるというか、構成がドラマティックで面白く、何度も読みました。

和泉式部日記 (中) (講談社学術文庫 (474)) 和泉式部日記 (中) (講談社学術文庫 (474))
小松 登美   講談社   講談社  

和泉式部日記 (岩波文庫) 和泉式部日記 (岩波文庫)
和泉式部   岩波書店   岩波書店  

平安朝かな名蹟選集第41巻 和泉式部続集切 甲・乙類
書芸文化新社   書芸文化新社   飯島 春敬  

和泉式部日記―マンガ日本の古典 (6) 和泉式部日記―マンガ日本の古典 (6)
いがらし ゆみこ   中央公論社   中央公論社  
現代を生きる女性へ
和歌の知識がなくても楽しめる内容です。死んだ恋人とその弟との間で揺れ動く和泉式部の心がよく描写され、周囲に悪く言われても自分らしく生きようとする彼女の決心が、現代の女性にも共感できますね。いがらしゆみこさんの描く平安絵巻も美しいです。

和泉式部 (河出文庫)
馬場 あき子   河出書房新社   河出書房新社  

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