コドモ界の人 (朝日文庫)
石坂 啓 朝日新聞社 朝日新聞社
コドモはみんなやんちゃでかわいい
「赤ちゃんが来た」の続編。著者の息子のリクオ君の2歳から4歳までの活躍が描かれている。子供が活発な時期になったことや、著者の筆が慣れてきたことなどにより、リクオ君の活動が、前作より一層生き生きと描かれている。「赤ちゃんが来た」は若いお母さんや女性向けという感じもあったが、本書は、子供(特に男の子)をもつ家庭であれば、「うちと同じだ」と共感しながら楽しむことができるはずだ。
擬似ママ体験可。
赤ちゃんが来た、が面白くてこちらも読みました。
前著も面白かったのですが、こっちはもっと面白い。
リクちゃん(石坂さんの息子さん)が大きくなる様子が
こちらにまでよーく伝わってきて、
擬似ママ体験が可能です。
子供のかわいらしい間違い、
素晴らしい幼稚園の先生、
サンタクロースを、死を、病気を、自然を
子供にどう教えるか?ということに一つ一つ
石坂さんは真剣に向かい合っていて、
なおかつ、必ず笑えるところがあって、とてもいい本です。
なかでも、リクちゃんがおっぱい好きで、
ビデオを一緒に借りに行ったら
アダルトビデオを借りようとした!なんて・・・
今までの子供本だったらありえない!
(私が知らないだけかも知れませんが)
ただ笑わせるだけではなく、考えさせられる記述も多々あり、
また、小児がんで入院した従姉妹の子供のところでは
リクちゃんの健康さ、元気さと対比されて、泣けます。
普通に読んでも楽しいですし、
擬似ママ体験、もう子育て済んじゃった人、
今、まさに子育て真っ最中。
いろいろな人が読んで面白い本だと思います。
声を大にしてオススメしたいです。
ピアジェも顔負けの子供観察の書--前著以上の愛すべき本
私は、石坂啓さんの絵がとても好きです。その石坂啓さんが、自分の子供の成長をマンガとエッセイで書いたこの本は、楽しいだけでなく、驚くほど優れた子供観察の本と成って居ます。それは、石坂さんが、子育てをする過程で、子供の言葉や行動を常に注意深く観察し、その変化を見守り続けた事の結果で、例えば、実物の石炭を見た事の無い坊やが、機関車トーマスのおもちゃで遊んで居る時に「セキタン」と言ふ言葉を口にした時、普通ならただ聞き流してしまふ処を、「おや?」と思ひ、何処で、この言葉を覚えたのだろう?と考えてみたりする場面などに、良く現はれて居ます。この様にして、著者は、子供が、どの様に成長して行くかを、あのピアジェ(心理学者)も顔負けの観察眼をもって観察し、記録して居るのです。前著(「赤ちゃんが来た」)以上の愛すべき本であるこ本をの全ての人にお勧めします。又、子供の成長の過程を知る為に、医学生や看護学生に、この本をお勧めします。永く読み継がれる価値の有る本です。
(西岡昌紀・内科医)
育児エッセイ、幼児編
前作「赤ちゃんが来た」で乳児から幼児へと成長したリクオ君のお話。やんちゃなリクオ君との生活は、新発見や再認識の連続、作者の暖かいまなざしと鮮やかな描写が、我が子の成長を描いています。
赤ちゃんが来た (朝日文庫)
石坂 啓 朝日新聞社 朝日新聞社
ホンネの妊娠、出産、育児
マンガ家石坂啓による妊娠、出産、育児のエッセー。教科書どおりの出産や、育児書どおりの育児はしておらず、そのことを隠すこともなく、ホンネが書かれている。
ちょっと気の強い普通の妊婦やお母さんの体験記という感じで、楽しみながら読むことができる。
新しい赤ちゃん&ママの本。
という印象を受けました。
私は出産経験はありませんが、どうしても母というと
「聖母」みたいなイメージ(私だけ?)があり、
「清く正しく」みたいなイメージがあります。
しかし、この本は著者のいろいろな意味での
今までのママ&ベイビー本の常識を打ち破る本だと思います。
ご自身の妊娠中の性欲について書かれてたり、
中絶や流産の経験に触れられていたり、
子供にアダルトビデオを見せようとしたり、
猫5匹と一緒の暮らしだったり。
また買ったけどいらなかったもの、なども書かれていて
いろいろと勉強になりました。
出産時の痛みについての記述は、正直恐ろしくって
本を閉じてしまいましたが、他の部分では
「結構普通かも。恐れることはない」と思えました。
まあ、それは石坂さんがいい産婦人科医とめぐり合えたことも
大きいとは思いますが(本内に出ています)
女性と赤ちゃんを知る為に
この本を読んで、私は、自分が、いかに女性についても、赤ちゃんについても、自分が何も知らないかを知った。妊娠と出産を通じて、女性が、その体と心にどの様な事を経験するかを知る為に、全ての男性に、この本を読まれる事をお勧めする。特に、医学生と看護学生に、この本を読む事を勧めたい。ただし、この本の文章は、読んで居て、少し疲れる。恐らく、この本を執筆した当時の著者の高揚した気分が反映されて居るからだと思ふが、その点で、私は、続編の「コドモ界の人」の方が、ずっと好きである。又、非常に細かい事を言って申し訳無いが、この本の中で、著者が、北朝鮮を訪れた時、平壌の地下鉄の中で見た親子の光景を回想する部分には感心出来無い。この部分で、石坂さんが、読者に、北朝鮮が「普通の国」であるかの様に印象ずけようとして居ると感じたのは、私だけだろうか?--私は、石坂さんの様に、子供を愛する人にこそ、北朝鮮で飢餓に追い込まれて居る子供たちの事を考えて欲しいと思ふ。実際、続編の「コドモ界の人」では、石坂さん自身、北朝鮮で見た事について、批判的に成って居る。--こう言ふ箇所が有る事は残念であるが、全体としては、もちろん、非常に愛すべき本である。多くの人に読まれる事を願ふ。
(西岡昌紀・内科医)
イラストが可愛い!
1990年に朝日新聞に連載されたエッセイ。
当時出生率が1.53だったのが、2003年に1.29まで下がっているのが
なんとも時代を感じますが・・・。
妊娠中の性欲のこと、陣痛までの道のり、赤ちゃんの行動などなど
可愛いイラスト付きで楽しめます。
ネコのお話がちらほら出てくるので、個人的に大好きです♪
笑えるし参考になる!
妊娠中に友達にもらったんですけど、あっという間に読めました。これから始めての出産に挑もうという人に超お薦め!特に陣痛から出産にいたる部分はイメージがつかめます。実は私はこれを読みながら産院で頂いたラマーズ法の呼吸の変え方を練習しました。出産・子育ての大変さがよくわかるけど、笑えるので、私は面白いところを旦那に読み聞かせて「こんなに大変なんだよー」と密かにアピール。そのおかげか立ち会い出産では大いに協力してくれました。妊娠中の友達に送りたい一品です。でも医学書ではないのでそういう専門的な期待はしない方がいいです、あくまで体験記。書いてるのが漫画家さんなのでイラストがすっごく可愛い♪
学校に行かなければ死なずにすんだ子ども (幻冬舎文庫)
石坂 啓 幻冬舎 幻冬舎
モンスターペアレントの生態が分かる本。
最近モンスターペアレントという言葉を耳にするように
なったがいまいちピンと来ない方は、この本が最適だ。
「子供」のためというより、「わが子」のみの視点で
著名である立場を利用して学校を脅し、担任を変えてもらったり
マル暴まがいの行動をとる。
周りの児童の教育環境や「人間」に対する尊厳と配慮を
全く感じさせない。
他の人が書かれている通り、センセーショナルなタイトルには、売らんかな主義が大手を振るい
現実に「学校に行かなければ死なずにすんだ」子供たちを冒涜する内容であり
屈辱を与える内容となっている。
学校の先生方のご苦労がしのばれるが
是非この本をケーススタディとして
このようなモンスターペアレントに対してどのように
対処すべきであるか、常日頃から話し合い、研究の材料として
職員室に常備することをオススメする。
さてリクオ君の成長を見守った「赤ちゃん」からの読者としては
その後リクオ君がスクスク成長しているのだろうか。
この本を読むとそれが心配になるだけに泣ける。
ガッカリ・・・好きだったのに
「赤ちゃんが来た」「コドモ界の人」を読んで著者とても共感を抱いたので、この本が平積みになっているのを見て、
中身も確認しないで買ってしまいました。
ガッカリでした。なんかとても偏った人だったんですね。
特に出版業界に身を置く者という立場を利用して学校を脅し、担任を変えてもらったくだりには唖然としました。
ただの親バカです。
こういう業界に身を置く者こそ、そういう時に身分を表に出すものではない気がします。ペンが汚れますよ。
著名な漫画家でなければ本にはならなかったでしょう
タイトルとは大きく乖離した内容で期待はずれです。
著者が理想とする教育、学校、担任、夫のあり方にそぐわないものを全て批判しているだけのようで、内容の多くが主観的な意見に過ぎず、第三者である私が読んでも全く役に立ちませんでした。
学校が行なうことはすべからく古く権威主義的で時代にそぐわないものであるのに対し、自分の行なう行為は進歩的で自由で理想的だと思っているかのような内容です。
単に煽るためだけにつけられたようなタイトルには、実際に「学校に行かなければ死なずにすんだ」という体験をなさっている親御さんにとっては大変失礼であり、彼らの感情をを踏みにじるようで憤りを感じます。
タイトルで判断しないように
私はタイトルで決めたくちです。
電車待ちの間に、車内で読む本を選ぶので吟味する時間がなかったからです。
結論から言いますと、期待はずれでした。
このタイトルは何だったの?って感じです。
大きく3部になっていて、1部目は導入としていい感じでした。
2~3部は、体験談がほとんどで、しかもタイトルに迫る内容でもありませんでした。
子供がまだ学校に行ってない私としては、学校の現状を知るという意味で、多少参考にはなりました。
しかし、母親の視点はいいのですが、かなり偏っていて、父親の子育てに対する文句ばかりが目立ちます。
子供が生まれるとわかった際に、どのようにどれぐらい話し合ったのか、父親の立場を本当に理解しているのかといった内容がありません。
日ごろ、父親の子育てに不満を持ってる母親には、共感を持って読めるのかもしれませんが。。。
解説はべた褒めしてますが、私にはその理由が全くわかりませんでした。
読みやすい、という点はそうかもしれませんが。
とにかく、2部以降を試し読みすることをお薦めします。
ひみつの箱 (ビッグコミックススペシャル)
石坂 啓 小学館 小学館
この本の紹介も良かった
漫画を滅多に買う事も無く、興味も無かったが、SPA!という雑誌の紹介で興味を持って購入したが、実に面白かったし切なかった。こういう視点で描けば子供っぽくならずに、大人も充分共感できる描き方ができるんだろうなぁー、っていう感じですか・・・。
SPA!で紹介した人は、ネタバレさせずに購入させるまでに、僕に興味を持たせたのが凄いなぁ。
買って良かった。
いろんな子ども
連載時から読んでいたので、まとめて読めてよかったです。
ただ、もっと連載してくれれば、内容も濃くなったかなあと思います。
いろんな子どもの秘密が描かれて入れ面白かったです。
主人公が一番大きな秘密を持っているけど。
アイ’ムホーム (上) (Big comics special)
石坂 啓 小学館 小学館
ただいまと言える場所
「アイ’ム ホーム」「俺になりたい男」「セカンド ベスト」は、
最近の作者の家族3部作だとわたしは思っています。その中でも、
この作品が1番面白いと、はっきり感じています。
次々に「ただいま」と言える場所が出てくる展開、そして、主人公の
過去がだんだんはっきりとしてくる様子、新しい妻と子どもと一緒にいる意義とは?息をつかず、読んでしまいました。
最後に考えることは、やはり、自分が「ただいま」と言える場所は
どこだろうかということです。
正しい戦争石坂啓反戦まんが傑作集 (ヤングジャンプコミックス)
石坂 啓 集英社 集英社
今、こういう漫画を描く人も読む人もいない??
太平洋戦争だけでなく
歴史の舞台裏の中の中まで、描いた漫画だと思う。
女性の眼に写った、当時の理不尽を、
男性とは違う感じ方をして、描いただろう、この作品集。
作者は、団塊の世代の少し後ろを歩いてきた、
戦争の後始末をする世の中を見てきた一人だと思う。
戦争を報道するのは、自分の横を飛ぶ弾丸を伝えることだと
昭和9年生まれの男性が語ったが、
石坂氏が描いたのは、
親や身近なオトナが語った戦争、子どもの頃見た戦う世界、
それを彼女なりの真実調査で裏うちした
きちんとした「歴史の中のハザマ」だと感じる。
今の未成年にこの漫画を読ませたら
なんと言うかな・・・「カッコイイ」かな
下北なあなあイズム〈2〉 (1980年) (サンコミックス)
石坂 啓 朝日ソノラマ 朝日ソノラマ
下北なあなあイズム〈1〉 (1980年) (サンコミックス)
石坂 啓 朝日ソノラマ 朝日ソノラマ
マンチャラ小日向くん(1) (1) (ビッグコミックス)
石坂 啓 小学館 小学館
背後霊仕掛人 (旺文社創作児童文学)
山中 恒 旺文社 旺文社
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